第二次選考対策

みなさん、こんにちは。

ちゅるです。今回は、試験に役立つ少しフレッシュな話題に触れたいと思います。

今日は、慶應義塾大学法学部FIT入試の1次試験合格発表でしたね。

合格された方におかれましては、おめでとうございます。

しかし、まだまだ選考は続きます。

2次試験において、1次試験合格者はふるいにかけられ、半数ほどが合格者となります。

今回は、2次試験に向けての心構えを更新します。

1次に合格したからといって気を抜いてはいけません。

けれども、身構えすぎる必要はありません。

書類審査という選考を通過したみなさんは、慶應義塾大学に直接会って審査するに値すると評価されているのですから。

ライバルはみな強敵です。
強い思いを持って、そして、個性と発想力を持って試験に挑んできます。
ポテンシャルを持っている人だけが会場にいると考えてよいでしょう。

さて、2次試験では、A方式、B方式ともに論述試験や総合考査などで与えられた課題に対して、意見・考えを記述することが求められます。 

どのような課題が出されるかについて個々人で研究してみてください。
多くの新聞や雑誌、ネットニュースなど媒体は多くあります。
できるだけ信頼性が高いソースに目を向けましょう。
もし、時間がなければ新聞の一面に目を通すだけでもよいでしょう。


ここで、ワンポイントアドバイス

FIT入試の試験問題は直前に作られる訳ではありません。綿密に練られて、ふさわしいと思われるトピックが選定されます。社会情勢に目を向けるためにその日の新聞を読むことは重要ですが、そこから直接的に問題が出題されることはありません。討論等で使用するために、新しい情報を知っておくに越したことはありませんが、もっと長い時系列(少なくともこれまでの1年間)でのニュースを頭に入れておく必要があります。
そのような場合には、いわゆる経済誌や日本の論点といった図書も有効に活用できます。
ニュースについて、起こっている事象は何なのか、どのような影響があるのか、どのような議論があるのか(賛成・反対等)を覚えておくと試験当日にあせらずに済みます。

下記のようなトピックには要注意です。

死刑制度問題
夫婦別姓問題
尖閣を含めた領土問題
TPP問題
地域格差問題(付随して医療・教育格差)
一票の格差問題
年金・福祉問題(財政や方式について)
生活保障について(ベーシックインカム等)

この他にも、出題されそうな問題領域はあります。
探す時の目安は、公共性があるか、影響は大きいかなどです。
基本的にマスメディアなどで公共に周知されている問題が取り上げられます。

また、A方式では課題に対してグループ討論という形式で意見・考えを述べることが求められます。
その際は、自分の意見・考えだけでなく、相手の意見・考えに耳を傾け、尊重する姿勢も必要となります。
いくら、自分の意見・考えが正しいと思えたからと言って、自己主張だけでは、丁寧な討論ができている人物との評価は下されません。また、独りよがりの考えの持ち主と思われる恐れもあります。
まわりには十分に目を向けてください。

試験前・当日には

新聞は読んでおくとよいでしょう。朝ごはんも余裕があれば食べましょう。
お腹が減っては試験に響きます。朝ごはんをゆったり食べる時間があるくらいの時間に起きておけば、頭をしゃっきりさせることもできます。
あれもこれもやろうと手を出さずに、余裕を持って挑みましょう。自分はできると言い聞かせることに注力してください。できないと思ってしまうと、できることもできません。
力を出し切れば、結果は出せるはず。自信を持ちましょう。
直前になって、知識を詰め込むと間違って暗記してしまうものもあるかもしれません。
A方式の人はグループ討論前の自己紹介の最終チェックなどばっちりにしましょう。
特にB方式の人は、面接対策のために、鏡に向かって笑顔の練習をしておきましょう。
するどい質問にも余裕を持って受け答えられるくらい見た目の印象も磨きましょう。
鏡に向かって、面接練習することはとても有効です。

今日の更新はここまで!

余裕を持って、合格を勝ち取ってくださいね!