2006 年度 FIT 入試第 2 次試験概要(法律学科)

2005 年 10 月 2 日(日)に実施された慶應義塾大学法学部法律学科 FIT 入試(AO 入試)の 第2次選考の概要は、次の通りです。
2006 年度 FIT 入試第二次試験概要(法律学科)

1. 模擬講義の概要
• 講義のテーマ:護憲と改憲のはざまで
• 講義の概要:

1. 市民社会と自由
近代憲法の先駆けとしてのマグナカルタ
基本的人権の尊重の起源

2. 日本における憲法の近代的展開
日本人の法意識-「法嫌い・裁判嫌い」の国民性
日本人の権利意識と憲法草案
大日本帝国憲法の制定
大日本帝国憲法の「立憲(君主)主義」
大日本帝国憲法から日本国憲法へ-第二次世界大戦後の日本人と法
2. *大学1年生が受講して理解できるレベルの講義(50 分)を行う。(黒板を使用する。)

3. 論述形式試験の概要
• 論述の設問内容:講義の内容要約とそれに対する自己の見解
• 解答の形式:A3レポート用紙形式・字数制限無し。
• 試験時間:45 分

4. グループ討論の概要
• テーマ:少子化、NEET問題
 *グループ討論の順番によって上記テーマのどちらかが指定される。
• 司会者の有無:教員が司会役を務めるが、進行とタイムキーピングのみを行い、受験生の自由な議論にまかせる。
• 討論時間:60 分

5. 発表と質疑応答の概要
• 発表と質疑応答時間の配分:各 15 分程度、合計 30 分
*自分がこれまで行ってきた活動や入学後の目標と構想を自由に表現する。
※グループ討論と発表と質疑応答の順番:午後のグループ討論と発表と質疑応答は人によって順番が異なる。