2014 年度 FIT 入試第 2 次選考概要(A 方式)

2013 年 9 月 14 日(土)に実施された慶應義塾大学法学部 FIT 入試(A 方式)の 第2次選考の概要は、次の通りです。
2014 年度 FIT 入試第2次選考概要(A 方式)

1. 模擬講義の概要
• 講義のテーマ:異文化接触と情報 -歴史的見地からの検討-
• 講義の概要:
1. はじめに
2. 開国前の日本と異文化接触のあり方
I. 鎖国の目指したもの
II. 開国へ向けての「情報戦」
3. 開国後の日本と異文化接触
4. 居ながらにして異文化を知ること・知らしめること
5. むすび
*大学1年生が受講して理解できるレベルの講義(50 分)を行う。

2. 論述形式試験の概要
• 論述の設問内容:
講義の内容を 10 行程度に要約しつつ、「異文化接触と情報」について考える際に、歴史の中のどのような部分から現代にも通用する教訓を引き出せるか、できるだけ具体的に論じなさい。
• 解答の形式:A3レポート用紙形式・字数制限無し。
• 試験時間:45 分

3. グループ討論の概要
• テーマ(法律学科):
『「嘘も方便」といわれます。他方、嘘は泥棒の始まりともいわれます。つまり、時と場合によっては嘘が必要なときもあるという考え方もあれば、嘘をつくことはどのような場合も許されないという立場もあります。これらの主張の是非について、自由に議論してください。』

• テーマ(政治学科):
『最近、日本について" Leaderless Japan "と表現した海外メディアがありました。日本のリーダーの現状と問題はどのようなものでしょうか。今後の日本のリーダーのあり方を含め自由に議論してください。』
• 司会者の有無:監督者は、進行とタイムキーピングのみを行い、受験生の自由な議論にまかせる。
• 討論時間:約 45 分
• その他:討論の開始前に一人ずつ 2 分で自己アピールを兼ねた自己紹介を行う。